9日の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=149円49銭と昨年11月下旬以来、約2カ月半ぶりの円安ドル高水準を付けた。早期の利下げ観測が後退する米国に対し、緩和的な環境が続く日本との金融政策の違いが意識され、ドル買い円売りの動きが優勢となった。

 午後5時現在は前日比68銭円安ドル高の1ドル=149円39〜40銭。ユーロは73銭円安ユーロ高の1ユーロ=161円05〜09銭。

 市場では「1ドル=150円が迫ると、政府・日銀による為替介入への警戒感がくすぶり、円の下げ幅は限られた」(外為ブローカー)との声があった。