1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比55銭円安ドル高の1ドル=150円21〜22銭。ユーロは31銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円38〜45銭。

 日銀の植田和男総裁が29日の記者会見で、2%の物価安定目標の達成に関し「見通せる状況には、今のところまだ至っていない」と述べた。日銀の金融政策の早期正常化を巡る見方がやや弱まり、円を売ってドルを買う動きが先行した。

 市場では「取引材料が乏しい中で総裁の発言が注目された」(外為ブローカー)との声があった。