新春を祝う華道家元・池坊の「初生け式」が5日、京都市中京区の家元道場などであり、全国から集まった8〜95歳の門弟約1500人が花を生け、1年の精進を誓った。

 室町時代から続く恒例行事で、けいこ始めに当たる。華やかな振り袖やはかま姿の参加者が、生け花発祥の地とされる六角堂へ参拝後、道場で一斉に初生けを開始。松や南天など正月らしい花材に、はさみを入れた。

 池坊専好次期家元が「花の表情を見ましょう」などと声を掛けて指導し、自身も「穏」をテーマに初生けした。広島県世羅町から参加した小学2年亀迫紗綾さん(8)は「好きなバラが広がるように生けた」と話した。