大阪府教育委員会は20日、豊臣秀吉が整備した大坂城三ノ丸(大阪市中央区)で、豊臣家重臣佐竹義宣の大名屋敷とみられる建物跡や、豊臣方が大坂の陣に備えて作った火縄銃の弾が見つかったと発表した。建物近くで佐竹氏の家紋「扇に月丸紋」がある瓦が3点出土し、建物の規模も大きいことから判断した。

 豊臣氏は城の守りを強固にするため、有力な大名を近くに住まわせていたが、屋敷跡はあまり見つかっておらず、大阪府文化財センターの鹿野塁副主査は「屋敷跡の全容が分かる形で見つかるのは初めて」としている。