歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台として知られる安宅の関がある石川県小松市の劇場で5日、「日本こども歌舞伎まつり」が開かれた。同市と埼玉県小鹿野町、東京都から参加した小中学生約30人が出演。躍動感あふれる演技が約850人の観客を魅了した。公演は6日まで。

 「小鹿野子ども歌舞伎」が演じたのは「義経千本桜伏見稲荷鳥居前の場」。ユーモアのあるせりふと煎餅を客席に投げる演出が会場を沸かせた。

 小松市の子どもたちは弁慶が源義経を守るために白紙の巻物を読む「勧進帳」を披露。今回から「舞踊」が加わり、歌舞伎俳優の中村虎之介さんと東京の「松尾塾伝統芸能」の子どもたちが演じた。