大津市の南滋賀遺跡で古墳時代の木製こま1点が出土したと市教育委員会が28日、発表した。一緒に出土した土器から6世紀後半〜7世紀前半(古墳時代後期)のものとみられ、国内最古という。

 これまで藤原宮跡(奈良県橿原市)や石神遺跡(同県明日香村)などで7世紀後半とみられるこまが出土していた。

 大津市教委によると、南滋賀遺跡からは古墳時代後期の集落跡を確認。こまは集落内にあった溝から出土した。

 こまは高さ約6センチ、直径約4.4センチ。「たたきごま」などと呼ばれ、細い棒に布きれなどを付けたむちで打って回転させるタイプという。