第165回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の贈呈式が27日、東京都内で開かれ、「彼岸花が咲く島」の李琴峰さん(31)と「貝に続く場所にて」の石沢麻依さん(41)に芥川賞が、「テスカトリポカ」の佐藤究さん(43)と「星落ちて、なお」の沢田瞳子さん(43)に直木賞がそれぞれ贈られた。ドイツ在住の石沢さんはオンラインでの参加となった。

 台湾出身の李さんは、色鮮やかな漢民族の伝統衣装を着て登壇。受賞決定後に国籍などを巡る「暴言」がインターネット上にあふれたことに触れ「こうした暴力こそが、私の文学を通して抵抗しようとしてきたものだ」と強調した。