大阪府茨木市の東奈良遺跡で、多くの点を使って女性シャーマン(呪術師)を表現したとみられる土製品が見つかり、17日、同市が発表した。弥生時代の絵画土器で、人物を点描した例は初めてという。

 土製品は2002年の発掘で出土し、遺物の再整理で見つかった。直径約8センチの円板形。点は針状の工具で刺して施したとみられる。頭部の一部は欠けているが、両手を上げた人物で、脚部の間にV字形の表現があることから女性シャーマンの可能性がある。両手を上げた人物表現は弥生時代中期後半にみられることから土製品も同時期と推定できるという。