1992年の首里城(那覇市)復元に携わった彫刻家、今英男さん(1937〜2014年)の金沢市の自宅で見つかった復元事業の資料が、沖縄県立博物館・美術館で来年1〜3月に開かれる企画展で展示されることが5日、関係者への取材で分かった。

 首里城は2019年の火災で、正殿などが焼失した。政府は26年までに正殿を再建する方針で、資料展示による機運醸成が期待される。

 今さんは92年の復元で専門家の下絵を参考に竜などの正殿の彫刻を担当。19年の火災後、遺族が自宅を整理して数十点の下絵や木型、図面といった資料を発見していた。