将棋の藤井聡太叡王=竜王・王位・王将・棋聖との五冠=(19)に出口若武六段(27)が挑む第7期叡王戦5番勝負第1局は28日、東京都千代田区で指され、93手で先手の藤井叡王が先勝した。今シリーズ、藤井叡王は初防衛を目指し、出口六段はタイトル初挑戦での奪取が懸かる。

 2022年度、初のタイトル戦を迎えた藤井叡王は、21年の王位戦第5局から続くタイトル戦の連勝を11に伸ばした。第2局は5月15日、名古屋市で行われる。

 対局は中盤、藤井叡王が1時間近い長考で強硬策を選択。出口六段の飛車角交換に持ち込む勝負手にも、的確な指し手でリードを奪い押し切った。