弥生時代の大集落として知られる吉野ケ里遺跡(佐賀県吉野ケ里町、神埼市)で、10年ぶりの発掘調査が3日始まった。これに先立ち県は、ブーム再来を願う式典を開いた。今回の調査対象は、これまで手付かずだった日吉神社跡地で「謎のエリア」と呼ばれている。調査期間は約2年。8日まで発掘の様子を特別公開している。

 式では山口祥義知事や地元地区代表の親子らが、盛り土にすきを入れ、発掘が始まった。

 式後の特別公開には大勢の歴史ファンらが訪れ、作業員の説明に耳を傾けた。兵庫県西宮市から夫婦で訪れた主婦池田博美さん(55)は「発掘の様子を生で見たのは初めて」と声を弾ませた。