古代から日本海側の交通拠点として栄え、歴史遺産が多数残る鳥取県米子市の淀江地区で、東大大学院などのプロジェクトチームが地元と連携して考古学研究を進めることになり16日、市内で記念シンポジウムを開いた。環日本海での古代淀江の文化交流について、市民ら約350人が会場とウェブで聴講した。

 リーダーの佐藤宏之東大名誉教授は「日本海沿岸では埋蔵文化財の調査や解明が遅れている。朝鮮半島との交流の証しなど、他地域との具体的な違いをみつけたい」と語った。

 若手研究者の育成やまちづくりへ貢献が狙いで、27年3月末まで。同様の連携は北海道北見市、和歌山県新宮市に続き3例目。