NHKが地上波に加えて衛星放送を視聴できる「衛星契約」の受信料を、来年秋にも1割程度値下げする方向で最終調整していると6日、前田晃伸会長が定例記者会見で明らかにした。最高意思決定機関である経営委員会に提案する。値下げが実現すれば2020年10月以来となる。

 NHKはインターネット時代に合わせ、業務のスリム化や受信料の見直しに取り組んでおり、使わずに蓄えてきた繰越剰余金を視聴者に還元する。

 衛星契約の受信料は、口座振替かクレジットカードで2カ月ごとに支払う場合で月額2170円。21年度末で受信契約総数の52.9%を占める。