6月に宝塚歌劇団を退団する宙組トップコンビの真風涼帆さんと潤花さんが17日、宝塚大劇場(兵庫県宝塚市)の公演「カジノ・ロワイヤル」の千秋楽でサヨナラショーに出演し、本拠地に別れを告げた。
本公演に続くショーで真風さんらは、過去の出演作から選んだナンバーを披露。終演後、真風さんは「(宝塚は)人生の全てを懸けた宝物のような場所。お客さまの温かいお気持ちに支えられ、大劇場公演の幕を下ろすことができた」、潤さんは「皆さんに出会えた奇跡のようなご縁に心から感謝したい」と語った。
真風さんは2006年に歌劇団に入り、17年にトップスターに就任。21年から潤さんとコンビを組んだ。