紀伊国屋書店、「蔦屋書店」などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、出版取次大手の日本出版販売(日販)の3社は2日、新会社「ブックセラーズ&カンパニー」(東京)を設立した。各地の書店経営が厳しさを増す中、書店主導の流通制度の構築を目指す。

 新会社は3社が共同出資して設立。社長は紀伊国屋書店経営戦略室長の宮城剛高氏が、会長は同社会長兼社長の高井昌史氏がそれぞれ兼務する。

 現状では出版社が取次会社を通じて書店に本の販売を委ね、過剰供給による売れ残りの返品率が高止まりしている。新会社では3社が持つ販売データを共有、書店と各出版社が直接取引契約を結ぶよう交渉を進める。