宝塚歌劇団の俳優の女性(25)が9月に急死した問題で、歌劇団側が年内にも第三者委員会を設置することが20日、分かった。過密な公演日程や過度な指導などの実態を調査し、組織風土の改善につなげる。歌劇団は女性が所属していた宙組以外に花、月、雪、星組と専科の全俳優約400人らから聞き取りを進めているが、下部組織に当たる宝塚音楽学校の生徒も対象に加えることも判明した。

 歌劇団を持つ阪急電鉄の親会社、阪急阪神HD関係者が明らかにした。歌劇団が14日公表した調査報告書は、女性が新人公演のまとめ役を担い、長時間の活動に上級生の指導・叱責が重なった結果、「強い心理的負荷」がかかったと結論付けた。