流線形の外見が特徴で「あかね号」の愛称で親しまれた近江鉄道(滋賀県彦根市)の700形車両が6日、運行を終了し、ファンらがラストランで別れを惜しんだ。

 同社によると、あかね号は西武鉄道401系を特急電車風に改造し、1998年にデビュー。クリーム色を基調に赤と青のラインが入ったデザインで、沿線で詠まれた万葉集の和歌から名付けられた。愛称は同じ配色の塗装で運行している900形が引き継ぐ。

 大阪府交野市から来た男児(11)は「この格好いい車両が好きだった。引退までにもっといっぱい乗っておけば良かった」と話した。