1957(昭和32)年7月6日未明、東京・谷中の五重塔が放火心中によって焼失した。江戸時代初期に感応寺(後の天王寺)境内に建てられた初代の塔は焼失し、1791年に再建された。総ケヤキ造りで、高さ約34メートル。関東大震災や空襲でも難を免れ、幸田露伴の名作「五重塔」のモデルで知られた。