霊場・高野山(和歌山県高野町)の奥の院の「水行場」で26日、高野山真言宗の信者らが水の中に入って身を清める「寒中水行」があり、多くの参詣客らが見守った。

 水行をしたのは奈良県川上村の宝寿院の女性副住職辻田真海さん(59)と、14〜82歳の信者ら男女8人。気温3度と冷え込む中、白衣にわら草履姿で水の中に入り、胸近くまで身を沈めて合掌。拍子木の音が辺り一帯に響き渡る約13分間、数珠を手に一心不乱に般若心経を唱えた。寒中水行は60年以上続いている。

 終了後、辻田副住職は震えながら「水温は(外気温と)変わらないので大変だったと思う」と他の参加者を気遣っていた。