小型船によるサンマ棒受け網漁が解禁され、北海道東部から12日未明、約10隻がロシア水域の漁場を目指して出港、秋のサンマ漁が始まった。今年のサンマの来遊量は過去最低の漁獲量となった昨年を下回るとの予想もあり、不漁の深刻化が懸念される中での船出となった。

 出漁したのはいずれも10トン以上20トン未満の小型船。解禁は10日だったが、沖合が天候不良のため出漁を見合わせていた。

 厚岸町の漁港からは12日午前3時前、6隻が沖合を目指した。出漁した第17康祥丸の甲板員西本裕介さん(32)は「魚がいるか心配だが、行ってみないと分からない」と語った。