高知県が生産量日本一を誇る、ユズの収穫が県東部で本格化した。旬の初期に当たるこの時期のものは「早摘みゆず」と呼ばれ、さわやかな香りが特徴だ。JA高知県によると、9月の寒暖差の影響で例年より色づきが早く小ぶりだが、台風など風雨の被害はほとんどなく傷が少ないため「品質は上々」という。

 一大産地の同県安芸市では早速、収穫した早摘みゆずを搾る作業を行っている。果汁はジュースやポン酢の原料、皮は香料用として全国に出荷する。生産者の小松正博さん(66)は「料理に果汁をかけたり、お風呂に入れたり、思い思いに楽しんで」と話す。