新型コロナウイルス感染拡大の影響で学生の就職活動を巡る環境が悪化しているとして、田村憲久厚生労働相や萩生田光一文部科学相は27日、東京都内で、新卒者の採用を維持するよう経団連や日本商工会議所などに要請した。

 厚労省によると、2020年春卒業の大学生や高校生の内定取り消しは、9月末時点で201人確認されている。厚労省や文科省は就職氷河期の再来を防ぐため、卒業から3年以内は新卒扱いで採用するよう経済団体に改めて求めた。

 経済団体側からは要請を前向きに受け止める意見が相次いだ一方、追加の経済支援を求める声も上がった。