LGBTなど性的少数者の約38%が、レイプやセクハラなどの性被害経験を持つことが26日、当事者約1万人を対象とした宝塚大の日高庸晴教授(社会疫学)の調査で分かった。この種の調査は珍しく、多くの性的少数者が被害に遭っている実態が浮かんだ。相談機関や警察では対象外とされるケースがあるといい、日高教授は「適切な支援を受けられず、被害が潜在化している恐れがある」と指摘している。

 調査は2019年9〜12月にインターネット上で実施。ゲイやレズビアンら1万769人が回答した。

 日高教授は「警察などの担当者による理解のない対応で傷つく当事者もいる」と指摘している。