和歌山県古座川町の古座川の支流、小川にある観光名所「滝の拝」で16日、餌を使わずに針と重りだけでアユを釣る「トントン釣り」が解禁された。重りを川底に何度も当てる動作から「トントン釣り」と呼ばれる。漁期は12月31日まで。

 小川をさかのぼるアユは落差約8メートルの滝に阻まれて滝つぼに集まった後、脇の魚道を上る。これを狙って針を垂らし、水中で上下させて引っ掛ける。危険な岩場での釣りのため古座川漁協の組合員のみ許されている。

 解禁日に訪れた同町の前博雄さん(79)は「今日は水量が少ないのでアユが滝つぼまで来ていない。これからに期待したい」と話した。