JR西日本は17日、車いす利用者の車両の乗り降りを、駅係員の手を介さずにできる全自動可動スロープの現地検証を始めると発表した。安全性を検証し、数年以内の実用化を目指す。車両とホームの隙間や段差を全自動で埋める装置が実用化すれば、鉄道事業者として初という。

 JR桜島線の桜島駅(大阪市此花区)で21日から実施する。列車が到着すると、ホームに設置されたスロープ先端のセンサーが乗降口との距離を計測し、自動的に張り出して車両とホームの隙間や段差を埋める仕組み。ドアが閉まると自動で収納する。

 装置は、長野県松本市と兵庫県尼崎市の企業と共同開発した。