富山湾の春の風物詩ホタルイカ漁が1日、富山県滑川市沖で始まった。ホタルイカは県を代表する特産品。3月下旬ごろ最盛期を迎え、6月ごろまで漁が続く。男性漁師は「待ちに待った解禁だ」と意気込んだ。

 滑川漁港では午前4時ごろ、快晴の穏やかな海に漁師計56人を乗せた漁船6隻が出発。約2キロ沖で、親船と子船の組になり五つの定置網をたぐり寄せた。網の上をイワシやスルメイカが跳ねる中、ホタルイカの青い光が時折小さくきらめいた。

 滑川春網定置漁業組合によると、この日の水揚げ量は約50キロで昨年の漁初日の4割程度だったが、海水温の上昇につれ水揚げ量も増える見込みという。