鉄道車両メーカー「総合車両製作所」(横浜市金沢区)は19日、「青ガエル」の愛称で親しまれていた東急電鉄旧5000系車両を、展示先だった長野県の観光施設から同社の工場へ移送し、保存すると発表した。製造から70年近くを経て、生まれ故郷へ帰る。イベントでの一般公開を検討している。

 青ガエルは同社の前身「東急車両製造」が1950年代に105両生産した。今回、保存を決めたのは56年に新造された車両。80年に長野電鉄に転用され、97年に廃車となった。展示していた長野県須坂市の観光施設が昨年閉館したため、引き取ることを決めた。