リニア中央新幹線の沿線9都府県で構成する建設促進期成同盟会は3日、東京都内で総会を開き、静岡工区の早期着工を国とJR東海に求める決議を採択した。静岡県が同盟会に参加を申請していることについては、会長の大村秀章愛知県知事が「(申請書の)文面をどう評価するか。各都府県から意見を聞いて対応したい」と述べた。

 静岡工区を巡っては、静岡県がトンネル工事による環境への悪影響を懸念し着工を認めておらず、2027年の東京・品川―名古屋間の開業予定は遅れる見通しになっている。

 決議では、静岡工区の着工に向け、有識者会議の議論を進め、地元自治体の理解を得ることを求めた。