東日本大震災の復興支援と伝承を目的に、宮城県沿岸を自転車で駆け抜けるイベント「ツール・ド・東北2022」が18日、開かれた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で公道での走行は2019年以来、3年ぶり。1351人が潮風の吹く被災地を疾走した。

 石巻市、女川町、南三陸町を回る100キロと、石巻と女川を走る65キロの2コース。参加者は津波の直撃で横倒しになったままの震災遺構「旧女川交番」(女川町)や、再建された街並みを巡った。住民らが大漁旗を振って応援し、休憩所では地元食材を使った料理も振る舞われた。

 感染対策のため、参加者数はコロナ禍前の半分以下に縮小した。