日本一の和牛を決める国内最大の品評会「第12回全国和牛能力共進会」が6日、鹿児島県霧島市をメイン会場に開幕した。5年に1度の開催で「和牛のオリンピック」とも呼ばれ、今回は41道府県から438頭が出品。最終日の10日に最高賞を選ぶ。

 体格や毛並みの良さを審査する「種牛の部」と、肉質を競う「肉牛の部」に加え、今回新たに後継者育成を目的とした「高校および農業大学校の部」を設置した。月齢や性別などで計9区に分類し審査。最高賞に当たる内閣総理大臣賞を種牛と肉牛で各1頭選出する。

 大会期間中は無料で全国の銘柄牛を試食できる。