佐賀県鳥栖市の九州自動車道で7日、極めて重い構造物を持ち上げられる「多軸台車」を6両使い、約420トンの橋を一晩で高速道路の上空を横切るように設置する工事が行われた。県によると、こうした台車を使う特殊工法の採用は初めてで、九州全域でも珍しいという。

 工事は6日午後9時ごろ、北九州―鹿児島間を結ぶ九州自動車道の一部区間を上下線とも完全通行止めにして始まった。台車は、長さ約73メートル、幅約14メートルの白く塗装された橋をジャッキで高く持ち上げながら、数時間かけて橋脚に近づき、7日朝までに設置が完了した。