名古屋市は4日、名古屋城の最寄り駅である市役所駅を名古屋城駅に改めるなど、市営地下鉄の四つの駅名を変更。名所を訪れる観光客のスムーズな案内や周辺の活性化につなげるのが狙い。名古屋城駅では河村たかし市長らが出席して新たな駅名看板の除幕式を開催した。
名城線では「市役所」のほか、熱田神宮に近い「伝馬町」と「神宮西」の2駅が「熱田神宮伝馬町」と「熱田神宮西」に変更。桜通線の「中村区役所」は「太閤通」に。中村区は豊臣秀吉の生誕地とされており、駅周辺の地名と同じ太閤通に改められることになった。
新駅名は市の有識者懇談会の議論を基に2021年1月に決まった。