日本三名園の一つ、水戸市の偕楽園などで11日、「水戸の梅まつり」が始まった。園内に見頃が異なる約100種、3千本の梅が植えられ、既に3割が開花、2月下旬から3月上旬に見頃を迎える。

 初日は晴天に恵まれ、多くの人が、赤や白の梅にカメラを向けていた。期間中、日没後のライトアップや茶会、全国の梅酒約140種の飲み比べができるイベントを開催する。

 栃木県大田原市から毎年写真を撮りに訪れているという本橋弘樹さん(54)は「ここ数年は開花が早く、きれいに咲いている。遅咲きの梅は、運が良ければ桜と一緒に楽しめるのも魅力だ」と話した。