秋田県横手市で15日から、冬の伝統行事「かまくら」が開催される。新型コロナウイルスの影響で観光客を呼ぶのは3年ぶり。14日は一部のかまくらに人が入った撮影会が実施され、ろうそくの光が幻想的な雪景色を照らしていた。
かまくらの製作は約450年続く伝統行事。高さが約3メートルあり、大人4、5人が入れる広さになっている。15日以降は市内の約40基に明かりがともる。中に招いて甘酒や餅を振る舞う「おもてなし」はコロナ対策で行わない。
撮影会では、はんてん姿の子どもたちが甘酒や餅を楽しむ様子を観光客らが撮影していた。