生産量日本一で知られる広島県産の養殖カキの水揚げが1日、解禁された。早朝から水揚げを始めた地元の養殖業者は「例年より身が大きい」と太鼓判。県を訪れる観光客も増えており、「需要が新型コロナウイルス禍前を上回るのでは」との声も上がっている。

 広島湾では、「島田水産」社長島田泰昌さん(37)が午前7時ごろから水揚げ作業を開始。作業員3人が、海中につるされた約10メートルの針金を手際よくクレーンにかけていく。引き上げると、縦に連なった黒茶色のカキが姿を現した。

 島田さんは「11月ごろに海水温が下がると、カキの身が締まり、うまみが増す。多くの人に味わってほしい」と話す。