沖縄戦や米軍基地問題がテーマのドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」で映像を勝手に使用され、著作権を侵害されたとして、琉球朝日放送(那覇市)が制作会社「シグロ」(東京)に上映の差し止めなどを求めた訴訟の判決で、東京地裁は21日、著作権侵害を認め、上映禁止や約50万円の損害賠償をシグロに命じた。

 判決によると、映画は2015年に公開され、琉球朝日放送が04年に沖縄国際大で起きた米軍ヘリ墜落事故を撮影した映像が無許可で使用された。訴訟でシグロは、公共性の高い映像で適法な引用だと主張。嶋末和秀裁判長は「原告の上映権などを侵害する行為」と指摘した。