広島県福山市の市立中で4月、2年生の男子生徒が同級生に突き飛ばされ、両手を骨折していたことが20日、市教育委員会への取材で分かった。学校は約1カ月間、市教委への報告を怠っていた。市教委はいじめ防止対策推進法の「重大事態」に当たるとして、経緯の調査や学校への指導を進める。

 市教委や学校によると、男子生徒は4月16日、校内で同級生に追いかけられて廊下の壁に突き飛ばされるなどし、両手を骨折。近くに教員はいなかった。

 学校側は当日中に双方に聞き取りをして、いじめではないと判断した。だが、再調査した結果、以前から同級生が生徒に嫌がらせをしていたことを確認した。