福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力の旧経営陣3人の第14回公判が1日、東京地裁(永渕健一裁判長)で開かれた。前回に続き出廷した元東大地震研究所准教授の都司嘉宣氏が大津波を警告した国の地震予測「長期評価」は信頼できると重ねて証言した。

 都司氏は古文書などから明治時代以前の地震を調べる専門家。2002年に公表された長期評価の策定にも関わった。弁護側は長期評価の信頼性は低いと主張している。

 長期評価は、福島県を含む太平洋沿岸のどこでも大津波が起こり得ると指摘した。