長野、岐阜両県にまたがる御嶽山の2014年9月の噴火で、行方不明になった愛知県碧南市の大図和彦さん=当時(49)=が被災当時に119番した内容を収めたデータが開示されたのを受け、弟の純司さん(50)が12日、碧南市で記者会見し「声だけだが、兄が帰ってきたように感じた。心から良かったと思っている」と話した。

 純司さんは「兄の最後の声が聞けて、ようやく気持ちの整理がついた」と述べる一方「兄の死を受け止めなければならず、つらい面もある」と心情を吐露した。

 純司さんによると、開示されたのは噴火後の14年9月27日午後4時半ごろ、和彦さんが119番した肉声データ。