北海道・苫小牧市立病院は18日、今月上旬に女性看護師2人が脳疾患で入院中の70代男性のたんを吸引する際、機器の使い方を誤り、男性が死亡したと明らかにした。

 病院によると、男性はたん吸引のため、のどを切開して気管にチューブを挿入していた。看護師2人は吸引に先立ち、粘り気の強いたんを軟らかくするため、空気を気管に送り込む吸入を実施。この際、誤ってチューブの吸排気口をふさぐ形で吸入器を装着した。

 2人は2分ほど病室を離れた後、異常音に気付き、医師が救命措置をしたが、男性は約2時間後に死亡した。

 死因は急性呼吸不全とみられる。