私大支援事業を巡り受託収賄容疑で文部科学省の前局長が逮捕された事件で、前局長の息子が不正に合格したとされる東京医科大の臼井正彦前理事長(77)が、東京地検特捜部に「支援の対象校に選ばれれば大学に箔が付くと考えた。文科省幹部とのパイプをつくりたい気持ちもあった」と供述していることが22日、関係者への取材で分かった。特捜部は、前局長の勾留期限となる24日に贈賄罪で前理事長を在宅起訴する方針。

 東京医科大で入試を担当する課長が、臼井前理事長から前局長の息子の点数を加点するよう指示され「断れなかった」と説明していることも判明した。