警察庁は24日、近年の犯罪情勢の変化について特集した2018年版警察白書を公表した。02年にピークだった刑法犯認知件数は官民の治安対策で大幅に減少。一方でストーカー事件や特殊詐欺など新たな対策を必要とする犯罪が台頭してきたとしている。

 白書によると、年間の認知件数は1989年から02年にかけて約118万件増加し、約285万件に達した。危機感を強めた警察庁は警察官を全国で増員。街頭防犯カメラの設置も進んだ。正当な理由なく特殊開錠用具を持ち歩くことを禁じた「ピッキング防止法」も03年に施行され、摘発が増えた。