1949年に東京の旧国鉄三鷹駅で無人電車が暴走し6人が死亡した「三鷹事件」で死刑が確定した竹内景助元死刑囚(45歳で病死)の第2次再審請求で、弁護団は28日、東京高裁に最終的な意見書を提出した。関係者によると、大学教授に委託した実験の結果を基に、確定判決の根拠の一つとなった目撃証言は信用できないと主張している。

 請求人の長男(75)の意見陳述書も提出。検察側は年内に反論の意見書を出すとみられ、その後、高裁が決定の期日を決める。

 確定判決はたびたび変遷しながら「単独犯行」を認めた自白と、事件当日に現場付近で竹内元死刑囚を見たとする目撃証言を柱としている。