長崎の被爆者らは12日、米国がトランプ政権下で初の臨界前核実験をしていたことに抗議し、長崎市の平和公園で座り込みをした。田上富久市長は同日の記者会見で「(核兵器使用の)危険性が高まっている」と懸念した。

 米エネルギー省の傘下機関が公表した報告書によれば、実験は昨年12月に実施。一方、トランプ政権は今年2月、核兵器の使用条件緩和や小型核の開発を盛り込んだ核戦略指針を示している。

 座り込みを行うことにした原水爆禁止長崎県民会議などは「国際的な核兵器廃絶の流れを逆行させ、核軍拡競争を一層招きかねない」と反発している。