東京都内の私立高校の警備員だった68歳の男性が急性心筋梗塞で死亡したのは、連日の夜勤や24時間勤務など、過酷な労働が常態化していたことが原因として、遺族は労働基準監督署に労災を申請した。遺族と弁護士が17日、都内で記者会見して明らかにした。帰宅せずに3日間勤務し続けたり、残業が月約130時間に上ったりしたという。遺族は「高齢者には到底考えられない過酷さ」と訴えている。

 亡くなったのは埼玉県の男性。06年に東京都中央区の「グローブシップ警備」に契約社員として入社し、14年ごろから世田谷区の高校で働いた。今年2月、夜勤中に急性心筋梗塞となり、4月に死亡した。