「入浴お断り」か「文化的理由なら可」か―。2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の開催地で、多くの外国人客が訪れると予想される岩手県釜石市では、大浴場のある旅館やホテルが、タトゥー(入れ墨)への対応に頭を悩ませている。タトゥーは日本では忌避感が強いが、海外では文化に根差している場合もあるためだ。

 20年には東京五輪・パラリンピックも控える中、観光庁担当者は「これまで外国人客があまり泊まっていない施設でも、シールで隠しての入浴など策定した事例集を参考に、貸し切り風呂を案内するなど柔軟に対応してほしい」と呼び掛けている。