8月に起きた群馬県の防災ヘリコプター墜落事故の追悼式が9日、同県高崎市で開かれた。遺族や消防関係者ら約1200人が参加し、事故で死亡した9人のうち群馬県内の消防職員7人に対し黙とうをささげたり、献花したりした。

 会場には7人の遺影が飾られ、遺族らが献花するとすすり泣く声が聞こえた。大沢正明知事は式典終了後、記者団に「県を挙げて弔意を示すため開催した。遺族の思いに寄り添って、できる限り支援したい」と語った。

 犠牲者のうち6人が所属していた吾妻広域消防本部の小池信行消防長(60)は「皆の写真を見て今までの思い出がこみ上げてきた。絶対に忘れられない」と述べた。