広島、長崎両市は2020年の東京五輪・パラリンピック開催時期に、東京都内で原爆展を共催する方向で検討を進めていると明らかにした。国内外から集まる観客らに、核兵器が招く惨状を伝える狙い。

 長崎市によると、これまで広島市と共に実施した原爆展と同様、被爆にまつわる資料や写真パネルを紹介するほか、被爆者の講話なども検討しているという。会場や詳しい日程は今後調整する。

 20年は、両市に原爆が落とされた日に当たる8月6日と同9日が、東京五輪の開催期間と重なる。広島市は「被爆の実相に触れてほしい」。長崎市は「核廃絶への思いを深めてもらうため」としている。