大阪府四條畷市の市立中で教えていた40代男性教諭が、2013年に当時1年生で13歳だった男子生徒から暴力を受けて鼻の骨を折るなどの重傷を負った際、学校側が救急搬送を要請せず、公務災害の申請も長期間拒むなど不適切な対応を繰り返したとして、市や府に約920万円の損害賠償を求めて近く提訴することが13日分かった。

 文科省は、生徒に暴力を受けた教諭が学校側と訴訟になる事例は「把握していない」としており、極めて異例とみられる。専門家は「被害に苦しむ教諭らの姿はこれまで顧みられなかった」と指摘。現場で波紋を広げそうだ。教諭は「学校に使い捨てにされた」と話している。