オウム真理教による地下鉄サリン事件から24年を迎えるのを前に、被害者の会などが16日、東京都内で集会を開いた。昨年7月に、事件を首謀した松本智津夫元死刑囚ら13人の刑が執行されたが、事件で霞ケ関駅助役の夫を亡くした高橋シズヱさん(72)は「当事者は事件を昨日のことのように覚えている。執行は最終的な出来事ではなく、風化はない」と訴えた。

 執行を命じた上川陽子前法相はビデオレターを寄せ、「命を見つめ続け、考えに考え抜いた末の判断だった」と語った。

 集会には遺族や被害者、学生ら約190人が参加した。